おめでとう

おめでとう

三月も半ばになりました。
毎年、受験のためにお休みしていた生徒さんや卒業していった生徒さんから嬉しい連絡があります。  
今年は、高校受験をした生徒二人、そろって小倉高校合格です。
大学受験した生徒は東京大学文一に合格です。
何の貢献もしていない私ですが、ただただ嬉しい。
この仕事、頑張っていけそうです。
おめでとう🎶

文化祭

文化祭へ

先日、校区中学校の文化祭に行ってきました。

会場は芸術劇場大ホール。
若いエネルギーが爆発した会でした。

私のピアノ教室から中1の生徒が合唱の伴奏者と、吹奏楽のピアノパート演奏者として出演しました。

立派な演奏でした。
大舞台で大役を果たした二人に、この経験がこれからの人生の糧になる事を願っています。

対面レッスン再開

水彩画で描かれたピアノ

先週は大雨特別警報が各地に発令され、こちら九州は熊本をはじめ鹿児島、大分と大災害に見舞われました。多くの方々が犠牲になり街中が水浸し。
テレビ画面に映る惨状を暗澹たる気持ちで見ていました。
心よりお見舞い申し上げます。

私の教室も7月に入り対面レッスンを再開しました。
教室の設えも幾分変え、密を避ける対策をしながらのレッスンですが皆元気な姿を見せてくれました。

皆、大きくなってスリッパも足台も一つずつお兄さんお姉さん仕様になっていました。
子供の成長の速さに、レッスンも留まっていてはいけないとお尻を叩かれる思いです。

毎年この時期はコンクールの地区予選、本選と生徒たちも私も目の回るような忙しさですが今年は全て中止。
思い切っていつもとは違う事をしようと、自分の弾きたい曲を一つ選んでもらいレッスンに加えました。
ジャンルは問わないのでアニメの主題歌あり、映画音楽ありジャズのアレンジ曲あり。
おかげ私は慣れないリズムの譜読みに追われています。

災禍に生きる。
太古から繰り返され今、我々はここにいます。
希望の光が見える日を願っています。

6月の記録

梅雨の季節ですね。
私はこの時期が好きです。

生まれ育った街の線路沿いの土手に、紫陽花が等間隔で植っていました。
淡色の細かい花弁に雨粒が踊り、青臭い若葉と湿った土の匂いが相まって、私の五感を震わせてくれました。
よく遠回りをしてこの道を通ったものです。
今でも梅雨の頃になると、当時と同じ感覚が蘇ります。

生徒たちが大人になった時、今年この時期をどんな風に思い起こすのでしょうか。

リモートレッスンに切り替えて二ヶ月。
画面に映る生徒たちはいちように元気にみえますが得体の知れない不安が通奏低音のように心の底を覆っていることでしょう。

どうか、束の間でもいいのです、目を瞑り深呼吸をして、音や匂いや空気を感じて欲しい。
自分の中に何者も立ち入れない秘密の世界を見つけて欲しいです。
そして大人になった時、2020年が決して辛いだけで無かったと思ってほしいです。

穏やかな日常が戻りますように。

あじさい

読譜力

いちょうの木

勝山公園の樹々も色づき始めました。

よい季節になりました。

12月の発表会に向け生徒たち皆、頑張っています。

私が子供だった頃、新しい楽曲を先生からいただくと、とてもワクワクしました。
今のように音源が簡単に手に入る時代ではなかったので、譜読みが終わらないとどんな曲なのか解らず、必死で音符を追ったものです。

音楽を学ぶ上で大切な事はたくさんありますが、先ずは「読譜」ではないでしょうか。

私の教室では「読譜力」を養う為に、ちびっ子クラス(3歳~5歳の生徒を教室内でこう呼んでいます)から「初見試奏」(与えられた楽譜を練習無しでその場で弾くこと)に力を入れています。
もちろん、まだレッスンを始めて間もないちびっ子達です。
使う音域も限られていますがしっかり両手でクリアします。

子供の力を侮ってはいけません。

素晴らしいです。
継続は力。

生徒たちの来年、再来年、未来を想像しつつ、指導して参ります。